ナタリーデンタルクリニックは末永く自分の歯で噛める様に予防歯科をお勧めしています。歯がもしなくなった場合でもインプラント治療で自分の歯の様な見た目と噛み心地を維持する事が可能です。
患者様が周りの方に遠慮して、訪問歯科診療を受けたがらない、ということはあるかもしれませんが、こちらでは歯科診療を受けていただくべき方々の、お口の状態について記しております。このような方はぜひ訪問歯科のご検討をお願いします。
虫歯の痛みは、年齢を重ねた方であれ苦しみは同じです。症状が軽いうちに治療を開始しましょう。歯茎からの腫れや出血がある場合、歯周病の可能性があります。歯周病は糖尿病やアルツハイマーなど、様々な病気との繋がりがあると言われています。歯石の除去や、ブラッシングを改善することで、歯周病の進行を緩めることができます。
虫歯など、目に見える歯の病気がなかったとしても、口の中が汚れている場合は、歯科診療を受ける必要があります。介護者の方は、口の中の粘膜や、舌の汚れを注意深く見てあげてください。正しいブラッシングができていない場合にはもちろん指導いたします。高齢者や、体の一部あるいは全身に麻痺がある方も、お口のケアを正しく行わなければなりません。
実は訪問歯科診療を受けられている方のほとんどが、入れ歯に関するお悩みです。入れ歯や部分入れ歯は、日々使っているうちに壊れることもあります。また歯茎は、形が毎日変動します。入れ歯が合わなくなることもありますので、度々調整する必要があります。
新たに入れ歯を作りたいと考えている方も、訪問歯科診療で対応可能です。この場合、調整が必要なため、数回訪問することになります。入れ歯の汚れが気になる、という場合もご相談ください。入れ歯のクリーニング方法についても対応しております。
高齢者の方にとって、入れ歯の状態は生命線でもあります。生きた歯と同じような管理が必要です。
虫歯治療中に、何らかの原因で動けなくなってしまった方も、続けて歯科治療を受けていただくために訪問歯科診療が必要です。歯の病気は、勝手に治ることはなく、治療が進んでいる歯でも悪化してしまいますので、早めに治療を再開しましょう。
体の麻痺やアルツハイマー、加齢などにより、ものを食べる能力は低下していきます。嚥下障害(えんげしょうがい)と呼ばれますが、こちらも充分なケアが必要です。
飲み込む際に、誤って肺の中へ食べ物や飲み物が入ってしまう場合があります。このとき、一緒に細菌が入ってしまうと、肺炎となる場合があります。これには嚥下性肺炎という名称がついており、高齢者の死因としても少なくない傾向にあります。訪問歯科診療では、リハビリによる嚥下機能の改善を行います。
食事の楽しみや、会話する楽しみが失われると、生きるための活力そのものが失われてしまいます。虫歯や嚥下障害ならばただちに対処する必要があります。そうでなくとも、食べ物をうまく噛めなくなった時や、お口の中が乾きやすくなった時など、お口のことで気づかれた些細なことや気になる事は医師にすぐ相談しましょう。
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